そば打ち 教室

そばは若い人から年配の人まで幅広い人に好まれている食べ物です。
夏の暑い時は、ざるそばのように冷たくして食べるのもおいしいし、冬の寒い時は温かいつゆをかけて食べてもとても美味しいです。
そばというと、外で食べる時は立ち食いそばのお店や定食屋などで、家で食べる時はスーパーで生めんを買ってきたり、乾麺をゆでてりして食べることが多いので、そばというとお手軽で安い食材という印象が強い人が多いと思います。
確かに、日常的に食べるそばは値段的にもリーズナブルなので気軽な食材のイメージがあります、しかし実はそばというのはとても奥が深い食べ物なのです。

そば職人が作った手打ちそばを食べれば、そこいらのそばとぜんぜん違うのは一目瞭然です。
手打ちそばは、しっかりコシがあり、そばの風味がすごくしっかり出ていて、一度食べたらまた食べたくなる美味しさです。
しかし手打ちそばを食べさせてくれるお店なんて、そうはないし、あったとしても値段が高いのでそうそう頻繁には食べれません。

そこで、それなら自分で手打ちそばを作ればいいということで、その作り方を指導する「そば打ち教室」が年配の男性を中心に人気を集めています。
そば打ち教室では、材料の調合の仕方やこね方、伸ばし方や切り方など、手打ちそばを作るのに必要な技術と知識を一から教えてくれます。
そば作りで一番技術がいるのは、平たく引き伸ばしてから、たたんだ材料をそばの太さに切っていく作業です。細い麺にするにしても、太い麺にするにしても太さは均一にしなければいけません。
そばを美味しく食べるには、茹で時間のタイミングがとても重要なので、面の太さがばらばらだと、茹で加減にバラつきが出てしまうのです。
そば打ち教室では、始めは作るのが簡単なつなぎ粉の分量が多いそば打ちから始めていき、上達したらそば粉が１０割の物なども作ります。
作り方を覚えれば、道具とスペースがあれば自宅でも出来ます。
中には趣味が高じてお店を出したなんて人もいるようです。