英語検定

英語は言うまでもなく世界共通言語です。
国際化が進む現代において、英語ができるというのはとても大きな武器になることは間違いないでしょう。
また仕事で英語を使う機会がないという人でも、旅行などで海外に行った時に英語が出来ると何かと助かるし、旅行先で何かトラブルがあった場合でも英語ができれば、誰かとコミュニケーションを取れる可能性が高いので何かと安心です。

そんな英語力を自分がどれくらいのレベルのところにいるのかを知る基準として英語検定というものがあります。
この英語検定は正式名称を「実用英語技能検定試験」といい通称「英検」と呼ばれています。
この英語検定で試されるのは学生の頃に受験の為に覚えたような英語ではなく、実際に使える英語を普及させるために、読む、書く、聴く、話すという４つの項目を対象とする問題構成になっています。

この英語検定の資格を持っていると多くの高校、大学、短大などで出願優遇や学科試験免除、点数加算、判定優遇などの優遇があるので受験のときにとても有利に働きます。
また英語検定の資格を英語科目の単位として認定する大学も増えてきています。また多くの企業でも英語が使える即戦力として英語検定の合格者を高く評価してくれるので、就職や転職の際にもとても大きな武器になります。

英検の級は５級から１級まで７段階に分かれていて、５級は初歩的な英語を理解している中学初級レベル程度の難易度です合格率も８０パーセント以上と非常に高いですが、１級になると、広く社会生活に必要な英語を十分に理解して自分の意思を表現できる大学上級レベルを要求されるので難易度も高く合格率は１０パーセント程ととても狭き門になっています。
上級の合格を目指す場合は、読み書きはもちろん話すことも出来ないといけません。
これは独学で学ぶのは難しいので、英語教室などに通って実践的な英語を学んだほうがいいでしょう。