点字・点訳

点字とは、目が不自由な人のための文字表現標識で、点の突起の配列を指で触って確認する事により文字を読む事ができます。
この点字は普段あまり気にしないので見落としがちですが、街を見渡してみると実は色んなところにあります。
例えば電車の駅の切符販売機やエレベーターのボタン、銀行のATMなど様々な場所で点字が使われています。
また身近に使っている商品にも点字が刻まれている事もあります。

このように身のまわりには、以外に点字はたくさんあるのですが、まだまだ足りなく不便な事が多いという意見が多いのも事実です。
ですから企業や自治体、ボランティア等、点字のスキルを活かす場は、今後もますます増え続けると考えられます。
何かボランティア活動に参加したいという人は、点字・点訳の技能を身につければ、手紙や時刻表、教科書、絵本、小説、パンフレット、新聞記事、使用説明書、各種メニューなど、点字を利用したものを製作することによって目の不自由な方のコミュニケーションの助けとして活かすことができます。

しかしこれらの活動をするには点字をマスターしなければいけません。
しかし点字は指先の感覚だけで文字を追うという、独特なものなので、独学で身に付けるのは困難です。点字の学習の仕方の本などはたくさん発売されていますが、やはり効率よく覚えるには、点字講座などを利用して、基礎からしっかり覚えたほうがいいと思います。
プロの人が考えた点字講座は、徐々にステップアップしながら、飽きないように楽しみながら学習できるオリジナルカリキュラムが組まれているので、初心者の人でも安心して学ぶ事ができます。
学生時代勉強が苦手だったという人も、点字に関してはみんな一からのスタートなので新鮮な気持ちで学習できます。
これから福祉の分野でますますニーズが高まる点字に興味がある人は学んでみてはどうでしょうか。